*

クライアントソフト無しでクラウドと同期する方法(後編)

公開日: : 最終更新日:2015/11/07 PC ソフト

常駐のクライアントソフトを使わずに、クラウドのファイルを直接使う方法の続きです。

あらまし

前回の記事で、boxにアカウントを作成し、クラウドをネットワークドライブとしてマウントする事で、ファイルをいちいちダウンロードしなくても直接開いたり、編集できるようになりました。

 

しかし、ファイルを開く度にWindowsセキュリティの画面が出てウザイので、対策が必要です。
windowsセキュリティ2

 

 

対策

ネットワークドライブから直接ファイルを開くとWindowsセキュリティになってしまいますが、ファイルを一度ローカルに移動してから開けば普通に開けます。

 

であれば、バッチファイルでクライアントソフトもどきを作って、クラウド上のフォルダ・ファイルとローカルを同期させればいい訳です。

 

 

バッチファイルの作成

クラウドとローカルの内容を同期させるにはバッチファイルを使います。

 

下記がバッチファイルの内容になりますので、コピーしてメモ帳に貼り付けてください。

:Loop
NET USE \\dav.box.com@SSL\DavWWWRoot\dav パスワード /USER:メールアドレス /PERSISTENT:NO
robocopy "ローカルのアドレス" "クラウドのアドレス" /s /R:0 /W:0 /NP /NDL /TEE /FFT /XJD /XJF /XO /E
robocopy "クラウドのアドレス" "ローカルのアドレス" /s /R:0 /W:0 /NP /NDL /TEE /FFT /XJD /XJF /XO /E
sleep 600
goto LOOP

 

1、5、6行目は、コピーの処理を10分おきに繰り返す為の内容です。

 

2行目で起動後の初回ログイン時にユーザー名とパスワードを渡します。

◯◯◯◯◯◯はboxのパスワード、△△△@×××はメールアドレスを入力してください。

 

3行目はローカルフォルダにある新しいファイルをクラウドへコピー。

 

4行目はクラウドにある新しいファイルをローカルへコピー。

 

ローカルとクラウドのアドレスについては、それぞれの場所にあるファイルをどれか一つ選択して、プロパティを表示させて下さい。

プロパティ画面の場所の所がアドレスになるので、選択・コピーして貼り付けます。

 

パスワード、メールアドレス、アドレスを修正したら適当な名前を付けてメモ帳を保存します。保存後、拡張子.txtを.batに変更する事でバッチファイルになります。

テキストからバッチファイル

 

 

バックグラウンドで実行

通常、バッチファイルを実行すると、MS-DOSの黒い画面が現れますが、コピーを行っているあいだそれがずっと表示されているのは邪魔なので、バックグラウンドで実行されるようにVBScriptを作成します。

 

下記がVBScriptの内容ですので、コピーしてメモ帳に貼り付けてください。

Dim oShell
Set oShell = WScript.CreateObject ("WSCript.shell")
oShell.run "C:\保存場所のアドレス\バッチファイル名.bat",0
Set oShell = Nothing

 

バッチファイルのアドレスは、上と同じ方法でバッチファイルを保存した場所のアドレスを入れて下さい。

 

アドレスを修正したら適当な名前を付けてメモ帳を保存します。保存後、拡張子.txtを.vbsに変更する事でVBScriptになります。

vbsファイル画像

 

さてVBScriptを作成した事で、それをクリックするとバックグラウンドでローカルとクラウドの同期を実行してくれるようになりましたが、今度はそれを自動的に実行するようにします。

 

 

スタートアップ化

さてVBScriptを作成した事で、それをクリックするとバックグラウンドでローカルとクラウドの同期を実行してくれるようになりましたが、今度はそれを自動的に実行するようにします。

 

VBscriptのショートカットを作成し、それを下記のフォルダにいれてください。

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup

 

そうするとPCが起動すると自動的にプログラムを実行してくれるようになります。これでクライアントソフトを使わずに、ローカルとクラウドが同期されるようになります。

 

 

欠点

ただ、欠点としてはバッチファイルの内容にファイルを削除する機能を持たせていないので、クライアントソフトのようにローカルかクラウドのどちらかからファイルを削除したら、もう片方からもファイルが削除されるという事はありません。

 

片方から削除しても、同期のタイミングになると片方に残っているファイルはもう片方にコピーされてしまいます。なので、ファイルを削除する時はローカルとクラウドの両方から同時にファイルを削除してください。

 

とは言え、常駐のクライアントソフト無しで、クラウドと同期してくれるのは助かります。そして、ファイル削除機能を持たせていないゆえに、万が一クラウドのファイルが何かの間違いで消えてしまっても、PC内のファイルはそれと同期して消えることがないので、安心と考えることにしましょう。

 

 

では

 

関連記事

ファイル名を一括変換できるフリーソフト Append TS2FN

写真などのファイル名を撮影日などに基づいて、一括で変更したい時ってありますよね。 どんな時使うの

記事を読む

無料のバックアップソフト AOMEI Backupper

バックアップしてますか? 先日、バックアップとリカバリディスク作成のすすめ という記事を書きま

記事を読む

バックアップとリカバリディスク作成のすすめ

皆さん、PCのバックアップはしていますか? かく言う私も最近、怠っているのですが、必要性を感じ

記事を読む

フォルダー同期のフリーソフトは Allway Sync

クラウドサービスのようにフォルダーの内容を同期してくれるフリーソフトを探していました。 A

記事を読む

実家でラジオの自動録音

故郷のローカルラジオ放送聴きたくありませんか? 私は、実家に住んでいた頃、ラジオを良く

記事を読む

キーワードで順位測定、検索順位チェックツールGRC

自分の記事の検索順位きになりますよね。そんな方におすすめのツールです。 検索順位が知りたい

記事を読む

ScanSnap ix1500 開封とインストールのレビュー

ScanSnap ix1500を購入したので、開封とインストールです。 ix1500発表

記事を読む

クライアントソフト無しでクラウドと同期する方法(前編)

クライアントソフト(常駐ソフト)を使わずにクラウドストレージとファイルを同期する方法をついに見つけま

記事を読む

画像編集ソフトなのにファイル名一括変換が超使えるフリーソフトXnView

ファイル名を自由自在に一括変換できるフリーソフトがあるのです。 以前、ファイル名を一括変換できるフ

記事を読む

マルチモニタ環境でメインモニタだけデスクトップの表示をする方法

セカンドモニタで開いた表示はそのままに、メインモニタだけデスクトップの表示をする方法です。 全部

記事を読む

Crocs ルームシューズ クラシックスリッパ

冬が近づき、足の裏が乾燥してきたせいか、家の中で床の滑って歩きづらくな

ScanSnap ix1500 開封とインストールのレビュー

ScanSnap ix1500を購入したので、開封とインストールです。

フォルダー同期のフリーソフトは Allway Sync

クラウドサービスのようにフォルダーの内容を同期してくれるフリーソフトを

台湾旅行の携帯電話はプリペイドSIMとSIMフリー端末の利用がお得

台湾旅行にはSIMフリー端末を買って行きましょう。その訳は、、、 m

ホワイトBB ADSLからYahoo BB ADSLへの乗り換え

ホワイトBBのADSLからYahoo BBのADSLへ乗り換えには注意

→もっと見る

PAGE TOP ↑

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です